第40回 中学生サミットのご報告

7月5日(土)に文京区立第九中学校体育館において、第40回中学生サミット連絡会が開催されました。

10校の区立中学校生徒会役員が一堂に会し、自分の名前を文字った自己紹介でコミュニケーションを取った後、次のテーマで活発な意見交換が行われました。

①1年間の生徒会活動を振り返って
②社会における中学生の役割
③2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、私たちのできること

保護者や地域の方にも見学をしていただき、広く開放するようになってから数年が経ちますが、今回は参加者が120名を超え、中学生の意見に頷きながらメモを取る大人の方の姿も多く見られました。毎回、中学生のしっかりとした意見、考え方に感心し、頼もしさを感じます。

【主な意見】

①あいさつ運動、ペットボトルキャプ回収、小学校訪問、来期の生徒会活動の引き継ぎ、リーダーシップ研修などを実施。活動の悩みも相談し合う。
②大人になるための準備、しっかりと学校の勉強をする、ボランティア活動、日本の文化を大切に引き継いでいく、両親・地域の方への感謝の気持ちを持つ、災害時での支援活動など。
③おもてなしの心でのボランティア活動、ニュースを見る、日本の街をきれいにする、語学力を身に付け外国人の方と交流する、ユニバーサルデザインを取り入れた社会づくり、自分の国に誇りを持つなど。

最後に会場校の小椋校長より「オリンピックの精神は‘人間の尊重・世界の平和・フェアプレーの精神の尊重’です。パラリンピックはボランティアなくしては競技をすることもできない。是非支えて楽しんでください」というお言葉をいただきました。

この中学生サミット連絡会は、小・中学校PTA連合会と青少年委員が合同で「中学生対象の事業を行おう」と始められた事業で、教育委員会より委託を受け、青少年委員会が実施しています。現在は会場校の生徒会がイベントの企画から運営までを行う形式をとっています。

各校の特色や独自の取り組みに関する情報交換を行い、各生徒会の活動を活性化させて自主性を育てること、区立中学校の生徒の親睦を図ることを目的としています。

次回開催は、12月上旬を予定しております。